東北No.1決定戦 Round 5(最終戦) in Sugo  (2006.11.23  天候:晴れ  路面:ドライ)

 全5戦を数える「東北No.1決定戦」も、今日がいよいよ今シーズンの最終戦を迎えました。

 今年のシーズンを迎えるにあたり、自分に決めていた約束事がいくつかありました。
まずは仙台ハイランドで2分を切る事、東北No.1決定戦全5戦に出場する事、そして今年から
新設された「4WDクラス」で優勝する事、でした。

 決定戦には全5戦、確かに出場する事が出来ました。しかしそのほかの目標については無理でした。
1戦目に投入した新品タイヤでのアタックは2秒止まり、2戦目は悪天候&溝無しタイヤなので期待出来ず、
4戦目に再び新品タイヤを投入して望むものの、予選で自爆しアタックラップは出来ませんでした。
最終コーナーでコースを飛び出したのですが、この週のラップタイムは壁に衝突しながらも4秒台。。。
マトモに最終を立ち上がって走っていれれば。。。と悔やみきれません。

 そして「4WDクラス」での優勝狙い、1戦目、2戦目と2位に入り、この時点ではクラスTOPだったと
思います。しかし3戦目のSUGOでレース中に接触した為車を止めてしまい、4戦目は自爆。。。
この時点で可能性は限りなく「0」に近くなりました。情けなや。。。両方とも、走って走れない事は
無かったので、結局は自分の気持ちの「甘さ」だ、って師匠から言われました。全くその通り。。。
レースって、速いだけじゃダメってことが、よっくとわかりました。

 ・・・なんでこんな事に拘っていたかと言うと、この「東北No.1決定戦」はAL山形が主催して開催して
いるのに、お店の人間の(師匠は別として)、他の誰もが上位でシリーズを終えた事が無いんですよね。
なんで他のお店の方や、遠征されてきた方々に優勝を持っていかれなきゃならないの?って、自分で
不満に思ってたんです。だから今年は何が何でも狙いたかった。。。だから意地になって新品タイヤも
3SETも使ったし、お店に迷惑掛けながらも続けてきたんですよ。。。

 ま、終わった事は仕方ない、また来年仕切りなおしで頑張ります。

 さてさて、レース前日の22日、σ(^^;は仙台市内に友人と食事&飲みに出掛けており、自宅に
戻ってきたのは朝の6時頃。(爆) それから慌てて準備して、家を出て菅生到着は7時前。
う〜ん。。。こんなにサーキットが近いって、ホントに便利だなぁ。。。(^^;

 7時半にゲートオープン、パドック内に入って走行準備をします。
しかし、さすがに寝ていないと足元がフラフラしてます。(苦笑) ナビシートを外してきたので
少し楽だったかな?

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早朝のSUGOサーキット。
続々と各地から参戦者が集結してきます。

筑波で57秒台を記録している堀越さんご兄弟。
来年は東北No.1決定戦にもエントリー?(^^;

RGFさんからのエントリー。4WDクラストップの
BNR34・志賀さんとBNR32・波入さん。

同じくRGFからのエントリー、BNR34・鎌田さんと
ZESTYの岩崎さん。今回はGTウィングを装着!

 今回は最終戦という事もあり、関東方面からも多くの方々の遠征があり、何時も以上に
盛り上がる最終戦となりました。これだけレベルの高いバトルが見れる草レースって、
関東・東北のどこを探しても、きっと無いでしょうね。(^^;

全体のブリーフィング前、なぜか正座で待機中。
川崎師匠とZesty・岩崎さん。(笑)

今年は全戦&SUPER LAPにエントリー。
自分に、「お疲れ様〜!」(^^;

 さて、レースクラスの予選は10時から。各車タイミングを見計らってコースに入っていきます。
数分後、様子を見ながら私もコースイン。廻りの状況をよく見ていたつもりでしたが、シケインを
過ぎた辺りで、後ろから師匠が急接近。(゜-゜) モロにライン上に居てしまった私はなすすべも無く
ラインを外してしまった師匠は危うくコースから飛び出しそうになっちゃった。。。
ホントにすみませんでした。m(_ _)m

 その後自分もアタックに入ります。あれだけ師匠に言われていたのに、コーナーで頑張り過ぎて
車も前に進まず横に逃げて行っちゃいます。。。これではタイムなんて望める訳がありません。
1回目のアタックは、前回と同じく35秒台。これじゃダメダメだ。。。(T_T)

 納得がいかず、11時からの2回目の予選にも走る事に。早々にコースインしてアタックラップに
入ります。とにかく無理しないように無理しないように。。。と自分に言い聞かせながら丁寧に
アタック、裏ストレート後のSPでNA車両に引っ掛かってしまいますが、そのままアタックを続けます。
結果、惜しくも34秒台には届かなかったものの、35秒1まで縮める事が出来ました。

 予選終了後、リザルトを見てみると、師匠の最速は当たり前ですが、その後も31秒台が連ね、
34秒台でさえも10位以内に入れない。。。こんな走行会、絶対他には無いよね。(^^;
結局σ(^^;は15番手。。。クラスが違うとはいえ、前後にはMCRの田中さん(ポルシェ)と小林社長
(Z33)が居る。。。お恥ずかしい。。。(ノ_;)ウルウル。。。

タイムアタック中のAL山形・S13 川崎師匠。

走行の合間に談笑してる川崎師匠とMCRの
小林社長、田中さんにたじま〜るさん。

 そしてPM13:30、結晶レースが始まります。
このSUGOラウンドに関しては、決勝はターボクラス、NAクラスが混走となります。NAクラスでも
ターボ勢に負けないタイムを出す方も多いので、ちょっと気を抜くと喰われちゃいます。。。
もっともスタート時には、ターボ勢が先頭の方に、NA勢は後方からのスタートとなるのですがね。

 すぐ前にはRGFの34GTRが2台、その前にはFLATの二人のS14が居ます。なんとかこのFLATの
お二人をパス出来る位置にまで出たいな。。。とは思ってました。



 やがて1分前のボード提示、・・・5秒前のボードが出されレッドシグナル点灯、・・・消灯、スタートです!


 予想通りRGFの2台は左右に散りFLATの二人をパス、私も続こうと思ったのですが、FLAT小池・・・
じゃなく「ダーキー」さんの後ろに入ってしまいアクセルが踏めません。(^^; そのまま堪えて1コーナーへ。
混雑した中で自分の場所を確保、3コーナーをイン側で回り、4コーナーで1台をパス、そのままシケインに
侵入します。ハイポイントを通過後、裏ストレートでの加速競争ではみんな引きません。(^^; ブレーキで
RGFの鎌田さんに仕掛けるもブロックされて入れません。勝負は最終コーナーへ。思ったよりも加速が
乗らない鎌田号を最終コーナーを上りながらパス、そのまま1コーナーへ向かいます。そのまま周回を
続け、再び最終コーナーに迫ると、後ろにはFLATの近野さんが迫ってきています。ここで思い出されるのが
第3戦での接触によるリタイヤ。。。しかし今回は勝負する訳にはいきません。私よりも確実に速いラップで
周回してくる近野さん、FRクラスのシリーズチャンプが掛かっています。もしまた前回と同じように絡んで
しまったら元もこうもありません。意地を張るよりもここは先を譲るべきと判断し、最終コーナーを登りながら
ウィンカーを上げ、1コーナーで譲る気持ちを意思表示し、先にいって貰いました。ここからは逆に、
後ろをつかせて頂いて、参考にさせて貰おうと思いました。ここで自分がダメなポイントを教えて頂いた
気がしました。

 その後、最終コーナーの侵入に失敗し、後続のFDに先を越されてしまいます。しかしこのFDが1コーナーで
ブレーキミス、そのままグラベルに飛び出し、労せずして再び順位を取り戻します。

 しかし4周目、アクシデントがおきます。
4コーナー付近でスピンを喫した車両がいます。NAクラスの車両と、なんとRGFの志賀さんが反対方向を見て
止まっている。。。なんでこんな場所でNA車両が居たのか?でしたが、どうやら接触したか何かの模様。
次にメインストレートに戻ってきた時には赤旗が出され、レースも中断しました。後から聞いた話では、
このスピンしたNAクラスの車両を避けようとした志賀さんが、後続の車両とも接触、そのままスピンを喫した
そうです。怪我や大きな接触ではなかったのがせめてもの救いでしょうか。。。

 各車、PITロードに待機させられ、コースでは車両の回収作業が行われます。
車両の皆朱作業が済み次第、残り5周をい現在の順位のまま再スタートという事になりました。
やがてコースオープンとなり、ふたt日スターティンググリッドに整列、再スタートを待ちます。
今度は目の前にはFRクラスの車両が多く居ます。スタートで少しでも前に出れれば・・・と思ったものの、
各車とも俺よりもラップが速いから、すぐに抜かれちゃうかな?(^^;

 そして再びスタートの時を迎えます。
レッドシグナル消灯、各車一斉にスタートします。スタートを失敗しなかったものの、他のみんなもいい
スタートをきります。強引にラインを割って入ろうかと思ったのですが、間隔が狭く入れるスペースが無い。
スタートの順位のままで1コーナーに入ります。その後まばらに集団を作りながらレースを続けていきますが
私は第2グループから少し遅れ、最後は総合10番手でゴールを受けました。4WDクラスとしては、RGFの
志賀さんがそのままリタイヤとなった為、棚ボタみたいなもので3位に入りました。

スタート前の先頭集団グループ。
私は、はるか彼方に置いてかれました。。。

レース終了後の表彰式の様子。

4WDクラス3位に入賞出来ました。しかし年間を
通じてのシリーズ争いには入賞出来ませんでした。。。

1年間お疲れ様でした。わが愛車殿。。。

 これで今年の「東北No.1決定戦」も、全ての日程を終えました。
今年は、初めて草レースにフル参戦することが出来ました。タイヤも通産3SETも使ったのもはじめての事です。
最後はシリーズチャンプ争いにも絡めなかったし、目標にはぜんぜん及びませんでしたが、また来年
新たな目標が出来たと思います。中途半端なままでは、まだ降りる訳にはいきません。

 また今年はサーキットを通じて、またいろいろな方々と交流、話を交わす事が出来ました。
こういったことは、本当に自分にとって何事にも替え難い財産です。走っている時はライバルであっても
車から降りれば、ただのお友達、というか仲間というか。。。表現し難い繋がりが出来たと思ってます。

 来年は気持ちを入れ替え、またフル参戦を目標に、そしてハイランド2分切り、SUGO33秒台、そして何よりも
「4WDクラス」の優勝を狙って、また「東北No.1決定戦」に望みたいと思います。
今後も、応援のほど、よろしくお願い致します。m(_ _)m

〜 おまけ 〜


最後の最後に、コースに残っていたみんなで
「ジュースじゃんけん」を行いました。

・・・そう、あの、最後に負けた人が全員に
ジュースを奢るってヤツです。(^^;

今回は、わざわざ関東から遠征されてきた方が
負けちゃいました。ホントにご馳走様でした!(笑)